6月も20日を過ぎると毎年思い出す。
生き残った方が苦しかった。
妻は今も意識が戻らない。
誰もが彼を犯人だと思っていた。
それで命を失った人々の家族も
倒れた人々も
周囲の人も、警察も、おそらく知人の半分以上も、
おそらく友人の何人かも、もしかしたら親類でさえ。
面白半分に覗き込む人、
あんなことする人じゃないと思っていたのにと言う人、
そして、画面や紙面のあっち側から確信を持って犯人だと思った人々。
怒りもしたろう、絶望もしたろう。言い尽くせぬほどに。
そして、折れないと覚悟した人、憤らないと覚悟した人。
そして、人は信じない、自分しか信じないと決めたろう人。
自分で確かめた真実以外は、
いかに本当のように聞こえようとも嘘かもしれないと知り尽くした人。
6月が終わろうとする時期が来ると、
わたしにどれほどの覚悟があるかと毎年反省させられる。
1年ほど前にヘッドセットを買って、skype体勢にはいったのだが、
なぜかマイクがだめになってそのままになった。
きょう、はずしてあったヘッドセットをもう一度セットしたら
なんと普通に使えるようになっていた。
びっくり。
ずい分音質も安定しているし、いろんなことに使えそうなのだが・・・
身の回りで使っている人がほとんどいない。
相手がないと、電話って意味がないですから。
ザンネン。
skype
インドネシアの地震が気になる。インドネシアは天災人災続きだ。
ユニセフに、地震直後、たった800円の募金をした。
その後、思いついたときに(週に1度とか10日に一度とか)募金を続けている。
実際のところ、救援の物資や資金が有効に使われているのか、
北朝鮮への支援米みたいにどこかに流れて人に渡らないのか
そのあたりはわからない。
わからないから、あっちに少し、こっちに少しと募金する。
年よりも気になる、赤ちゃんも気になる、子供たちの教育も気になるし
社会インフラも気になる。
当然、経済活動が復活するには働く場所も必要だ。
いろんな活動に少しずつ応援の気持ちを送る、それもまたボランティアだろうか。
そうしてみると、ボランティアは愛でできているはずだ。
残念ながら、愛で動いてはいないボランティアもあるけれど。
実際に動けないならお金を、お金がなければ物を、それもなければ愛を送る。
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朔美さんの本が、体裁、装丁共に秀逸。
マラソンを走るときにはレモンまるかじりがいいなんていう。
酸が必要な時には、体がもっと受け入れられるように、
レモンが甘くすら感じられるのだそうだ。
足が重たいなどと言っていたら、「レモンがいいんじゃない?」と言われた。
レモンを改めて買いに行くのが(雨だった)面倒で、
掃除用に買ってあった局方クエン酸を少々飲んでみたら、
なんとなく足が軽くなったような気がする。
それ以来、筋肉痛になりそうな活動をした時には、
クエン酸をマドラースプーンでちょこっと飲んでおく。
効いているような気がするけど、本当のところどうかな?
ムスメが駄菓子屋の「ぶためん」で当たりくじを当てた。
その当たりくじをもってまた「ぶためん」を買ったら
またアタリがでたそうな。
そしたら、駄菓子屋(といっても商店街経営)にいたおにいさんが
「おかあさんにブログにのせてもらいなよ」って言ったそうな。
「なぜ知ってる・・・」とムスメはにぎりこぶし。
浜田山メインロード商店街さん、ありがとう。
ムスメは十二分に楽しんでいるようです。
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