変なエントリで今年を終わるのもなんだから。
去年10月の引越し近辺は、体調がガタガタで本当に大変だった。
高熱出しながら引越し準備していたから。
今年は一年、さしてひどい風邪も引かず、まあ年なりの不調はあるものの無事だった。
精神的には春ごろからかなり長びく鼻かぜ状態。
ようやく抜け出したのは秋口だった。
いいことも悪いこともたくさんあったが、平穏無事といっていいだろう。
ことしは旧交を温めることの多い年だった。
偶然がたくさん私に手を貸してくれた。
ネットの知り合いもだんだん安定してきた。
来年から芽が出るかなと思わせる一年。
もしかしたら芽は出ていて、これから伸びるのかもしれない。
読んでいる人にはわからない漠然とした感想で、今年の記入を終えたい。
午後から八ヶ岳高原に行き、来年早々に戻る予定。
旅先には回線がないのであった。
みなさま、よいお年を。
オーダー取りに来てたかがコーヒーひとつで復唱して「よろしかったでしょうか」はイラつく。
でも、ていねいなつもりの今風言葉なんだよね。
そういうことで一旦話は終わったし、それなりに納得したんだけど。
クレジットカードの手続きをしていて、このところ忙しくて不在がちだったので
わたしが自宅につかまらなかったらしい。
「名乗らない留守番電話にはメッセージは残さないので、
連絡つかないから封書にしました。連絡ください」という主旨の手紙が来た。
うちの留守電、苗字名乗ってるんだけどな。
まあいいけど。
で、折り返し電話をしたわけですが。
これこれこういう手紙が来たのでと言うと、
「お名前は。」
「●●です。」
「●●さまですね。」
少々間あり。多分コンピュータで確認中。
「お電話番号伺ってよろしかったでしょうか」
いきなりコレかい、と当惑する。
いったい、どの電話番号が知りたいのだろう。
自宅の?申込書に書いてあるじゃん。
携帯?仕事場?
わたしがいまいるところ?
わたしが公衆電話だったらどうするつもりなんだろう。
わたわたとして、「自宅の電話番号のことですか?」と聞く。
当然のような調子で「はい」と言う。
答えると、それで手続きは終わってしまったようだ。
いまだになんだかわけがわからない。
それは、手続きの簡単さに拍子抜けしたせいなのか
それとも未だに納得行かない「よろしかったでしょうか」のせいなのか
わたわたした自分に腹が立ったせいなのかわからない。
心がめちゃくちゃかき乱されたことに、なぜか激怒したのは確かなこと。
おそらく、「今ご自宅ですか?」「はい」という会話があって、
申込書に書いてある自宅の電話番号に電話がかかってきたら
あっさり素直に納得したのだろうと今になると思う。
キリストの誕生日なんて全く興味の無いダンナと、
サンタを待ち望むムスメにはさまれて、
わたしはなんだか居心地悪い。
めでたい日は多いほどいいので、あしたはこう言おう。
Happy holidays!
ダンナは明日も午後から仕事である。
24日の夕食
人参のピラフを詰め込んだローストチキン
ほうれん草とプチトマトのリース型サラダ
バジル入りのパン
バニラムースアプリコットジャム添え
飲み物はムスメにスパークリングの赤グレープジュース
わたしに赤ワイン(メルロー)
サンタクロースにあげるために、星型のクッキーをたくさん焼いたので
それもたくさん食べた。
使っている日本語があまりにいい加減なので、
ちょっとパーツでサルベージしようと思い、もうひとつblogを作った。
アフィリエイトも実験中。
ここの記事が増えすぎて、自分のデータベースとしては機能しにくくなってきたから。
役目を終えたらとじてしまうつもりだけれど、
これはこれで面白いかもしれない。
往年のスタンダードジャズヴォーカルのファンの人、
阿佐ヶ谷で旗照夫のライブがあります。
日劇や東宝劇場なんかでジャズを歌ってきた人。
1933年生まれ。
もうロートルでしょ、声も出ないんじゃないのなんていうこと勿れ。
年間10本程度のディナーショーをこなし、
声量、話術ともなかなかのもの。
フリードリンク、ビュッフェ、チャージ込みで8000円です。
ここ見てね
不肖の?姪なので、一応告知など。
駅のそばに、なんだかやたらと屋根の低い家がある。
背の高い人なら背伸びをしたら覗き込めそうだ。
中で、どんな暮らしが営まれているのやら気になる。
集合住宅住まいだ。
建築家の建てる家は別として、旧来の集合住宅は天井が低い。
日本人の暮らしが、まだ膝を折る暮らしだった頃
その基本寸法ができたのではないか。
今と昔では、随分生活作法が違ってしまっている。
襖は座って開ける。畳の部屋の中ではにじる。
歩く時には軽く腰を落として膝から下ですべるように歩く。
これが本来の日本の作法だ。
今よりだいぶ視点が低い。
いまの時代、昔のスタイルで生活することなどできはしない。
けれど、心がけて低く暮らすことで、狭い我が家も少しは広く見えるのではないだろうか。
自分が過ごす時間の長い部屋には、背の高い家具をおかず、低めの椅子を用意する。
そのくらいのことで、天井を広く、高く感じさせることができるのではないかと画策中。
寒くなったから、手仕事がしたい。
通りがかりに、お客の居ない雑貨店に立ち寄り
クリスマスカードを買った。
カウンターで、店主がしていたらしい手仕事が
そのままに残っていた。
木綿の布をちくちくと、裏付の小さな袋に縫っている。
きれいなプリント地に、はっきりと揃った針目がいとおしい。
アレは何になるのだろう。
むらむらと、布に触りたくなる。縫い物など好きではないくせに。
阿佐ヶ谷の、巻き上がっていく土の貝がらのような建物に、
天井の光の良く入るテラスのあるレストランがある。
ぐる。ぐる。ぐる。とのぼっていく。
土壁がスパッと消えて、丸い天窓のあるガラスに囲まれたレストラン。
奥様方が、昼間からグラスワインなど飲みながら、
優雅にお食事&談笑中。
この町らしい風景かもしれない。
きれいな、やさしい味のポタージュとしっかりした味の豚肉のソテーを食べた。
映画の話。
日本の古い映画はあまり見ていない。
学生の時に、東京12チャンネルでひまにあかせて見たくらいか。
石原裕次郎や小林旭はたくさん見た。
わたしがおとなになっても映画に出てくるようなグランドキャバレーは残っていて、
厚い厚い絨毯を歩いてひっくり返りそうになったことがある。
そういえばおじがなにやら映画に出ていたような。
家に帰って検索すると、まとまりのよくない完成されてない作品だという批評がある。
監督が最近亡くなったらしく、追悼で池袋で先月特集をしていたらしい。
DVDが出ているらしい。
財布の中に、お金が入っていなかった。
ムスメの月謝の袋から一枚抜いて、食事代を払う。
夕方には持たせないといけない。うは。
年上のおばさんらしくふるまおうと思っていたのに、失敗したようだ。
山猫軒は、同じ宮沢賢治でも「注文の多い料理店」だろうが、
わたしは「どんぐりと山ねこ」が好きだ。
価値観をひっくり返されてとまどうどんぐりが好き。
わたわたとしている山猫も好き。
どこからか、ふしぎなハガキが届かないものだろうか。
レストランの名前は山猫軒という。
体調がよくないのは、冷えとか不眠とかのぼせとか、
年令なりの症状がいろいろ出るからで、人生下り坂っていう感じ。
パタッと事故や脳付近の病気とかで倒れることもあるのだから
普通に暮らせているだけでかなりありがたいことなのだと思うようになった。
毎朝朝日に癒されている。
「あんたは恵まれすぎていて感謝が足りない」と言われたが
本当にそうなのだと思う。
仕事があるのはありがたい。疲れるならやめればいい。
求めていかなくても与えてくれる人がいることを
大いに感謝しよう。
イトコって、ダレ?
わからなかったよ、というメールをもらったので。
今公開中の映画、SAYURIにわたしのイトコが出ています。
役どころは「豆葉」の「ダンナの男爵」だと思います。
なにしろ、わたしまだ観ていません。
一応ジャパンプレミアにも強引に来ちゃったらしいんですが。
ということで、こんなのがあります。
工藤さんのうしろにいる人。
多分、写真は短期限定。
名前は、ケリー・ヒロユキ・タガワ。
お父さんはハワイの日系移民の二世(両親とも日本人)で、
おかあさんはわたしの父方のおばさん。
血は日本人ですが国籍はアメリカ人です。
日本でも、まっとうな役者として知名度が上がるといいのですが、
なにしろハリウッドの日本人は悪いニンジャやヤクザや謎の中国マフィア
カンフー系の悪い人で定着しちゃうものですから、
B級映画の好きな人には知られていても、なかなかねぇ。
ちなみに、わたしは彼とは日本語で話しています。
大学生の時一時日本に住んでいたので、当時の若者的な日本語ですが。
心をなくすほど忙しかったり
こちらの思うとおりにモノゴトがいかなくなったり
(それも軒並み全てのモノゴトが)
そういうときには、自分の心の中を掃除するしかないから
人のこと(家事とか仕事とか)はやり過ごすだけにして
ゆっくりと眠り、体を休め、自分のことばかり考える。
鍋を磨いたり、床を拭いたり、窓を掃除したりは
そういう考えごとにはいい作業だ。
疲れすぎで、体のあちこちが痛い。
ゆうべは8時間も眠ったのだが、
午後になってまた痛みが出てきた。
体の痛みは、心の痛みでもある。
どっちが先ということは無い。
目に見えるほうから手を入れるとして、
それはそれ、
きょうは自分のことばっかり考える。
ロハスやスローが気持ち悪いのは
それがおしゃれエコだからだと思う。
コトバを商品にして消費してしまうからかっこ悪いんであって、
主旨はべつに悪いとは思わない。
ガリガリと一生懸命節約するんじゃなくて(お金も時間もエネルギーも)
自分の周りをゆっくり眺めてみようねっていうことでしょう。
暖房を低くして、ふわっとしたものを一枚着てみる、
おしゃれして、あったかくて、暖房費が浮いて、二酸化炭素が減る。
気楽にいこう。