simple pleasure

図書館が本棚

手元に必要な本以外は、図書館で借りればいい。
都会ならではかもしれないが、図書館でも区民センターでも児童館でも本が借りられる。
女性問題の本ならウィメンズ・センター、青少年関係の本を扱うところもある。
借りられなくても、閲覧自由のところもある。
国立機関にはたいてい資料室があって、外部の閲覧ができるところも多い。
最近はオンライン予約のできる図書館もあるだろう。
きままに予約を入れて、届いたら読むというやり方もある。
自宅には、本当に手元に置きたい本があればいい。
本屋でサーチし、図書館で借りるまたは読む。
それもひとつの方法だ。

雨上がり

いつもはカリカリの入っている小皿に
きょうはお水がいっぱい。
痩せた野良猫がいつもの家の玄関先にいる。
からっぽの時はにゃ～と鳴くと
エプロンのお母さんが出てきてカリカリを入れてくれる。
でも、きょうはお水がいっぱい。
濡れそぼった野良猫は、困ったように小皿を見つめたまま、
きょうはにゃ～とは鳴かないのだった。

コンテンポラリー(7/17)

15日夕刻からダンナ高知。東京は暑くて厚くて。

16日、朝から銀座へ。何年ぶりだろう。
かりんとうやさんは「25日位まで休みます」などと
なんとも悠長な感じの張り紙をして休業中。
メイクの講習など受けて夕方まで。
初めての人たちとにこやかに深く交わらずに話すのは
決して下手ではないのだがあまり好きではない。
最近わがままになっていると痛感。
マッサージが勉強になった。あと、パックの威力に唖然。
なにしろ何もしてないから。

17日土曜日、金曜夜にちょっと体操したら後頭部あたりが重い。
どこやら筋肉疲労らしい。
恵比寿に展覧会を見に行った。ネオナートビルのアウトテリアも見てきた。
コンテンポラリーはまだ世間の評価が定まらないから、
日本では評価する個人が少ない。
本当に好きなことをして、本当に好きなものを持ち、本当に好きな時間を過ごすべきなのだ。
好きな家、好きな持ち物、好きな仕事、好きな服。
世間一般に良いと言われているものに縛られ、振り回されるには
人生はあまりに短いと思う。

あ、はじまった。「僕らの音楽」。

ひらひら(7/15)

東京は、お彼岸の真っ最中。毎日お線香をあげ、いつもに増して熱心に語りかける。
お盆らしいしつらいは何もなしだけれど。

暑さの中をバイトに。最近はまっているミニストップでなにかドリンクを買おうと思ったが
結局なにも買わずじまい。

バイト先に、職人さんから荷物が届いて、
開けるとペンダントヘッドが入っていた。
これがめちゃくちゃかわいい。
チョーカーに通すと、胸元で蝶がひらひらと揺れる。
春先に舞うシジミ蝶のようで、目を奪われる。
新しく作るたびに進化していて、
最初のうちは動く面白さだったものが今や動き方がすごい。
パーツもなにも全部職人さんの手作りで、
デザイナーと職人が手を組んで作っているものはここが面白い。
大きな声を出しての揉め事もよくあるのだが、
お互いが上を目指しているときは実りが多い。

ダンナがおととい財布を落としたと騒ぎになって、
結局財布はすべての通帳とカードを止めたあとに出てきて何もなかったのだが
カードの再発行や手数料や窓口出頭やいろいろあって、
さらに必要な時にまだキャッシュカードが解除にならない。
ただ、きょうは窓口がすいていたのが救い。

きょうは、ひらひらと動くペンダントヘッドの夢でも見られたらいいな。
ダイヤモンドやトルマリンが入ってかわいい。
キュートな本物っていいな。
高くて手が出ないかもしれないけど。

雑(7/14)

長いこと日記をサボっているので、何をしていたのか不明。
そのうち思い出した時に書くとしよう。
とりあえずきのうの記録。

久々に休み。毎週休んでいるのに久々な気がする。
前日に頭痛がひどいのに頑張ったせいかも。
頭痛薬が効かなくて参った。肩こりがひどすぎるのだ。
新しく作っているデータベースが、
まだデータ入力が10パーセントくらいしかできていないのに
見た目ができてきているので「もうすぐね」と言われてしんどい。
まーだまだだよ。

ということで、きのうは朝のんびりできるので二度寝。
ムスメを送り出してから寝まくった。

drug

ダンナが仕事前にのんびりしていたので一緒にランチに行き
久々にインドカレー。
その後ダンナC-COM。
明日夕刻から旅だ。

実家から電話があり、面白い話をいくつか聞く。
リゾート地はますますリゾートになり、
人種も風景も変わっていくようだ。

別のblogに書くつもりだった、アクセサリー関係のこともこっちにメモしていこうかな。

ベランダは、昼間50度近くなっていることがわかり、トマトが枯れ始めた。
朝1リットル水をやるのだが、夕方には土が乾いてきている。
全くかわいそうなことをした。
昼間いないので、世話をしてやれない。

出さなくてはと思っていた実家行きの宅急便をやっと出した。
事務的でない、実務的ではない小包を送るのは楽しい。

午後はあちこちちょっとずつ片付け、大量の洗濯物をやっつけて過ぎた。
出かけたい場所、やりたいことはたくさんあるのだが、
なかなか進まずになんだかちょっと悲しくなる。

自分を大切にしてね

気になることがある。
だんだん自分の生活よりそっちが気になる。
影響されたくないとつっぱり、抵抗しているうちに疲れてくる。
そうしているうちに、オシャレが好きで、おいしいものが好きで
すてきなデザインと美しい色が好きで
やさしい音に涙が出る、そんなわたしが壊れてしまった。
いつもいつも片付けなくてはと思いながら
窓に跳ねた油がこびりつき、玄関の扉の埃が張り付く。
網戸はゆるみ、いつかあちこちに手垢が目立つ。
靴の手入れが悪くなり、太る。
肌の調子がよくない。
服を着て美しくないので、オシャレが楽しくない。
1日でそうなったわけではない。
次第次第に澱が溜まるようにして
生活がくすんでいく。

そんな日々を送っていた。
そんな自分はキライだと思うので、一生懸命楽しいことを探していた。
追い求めて追い求めて、ますます足元が汚れていく。
いっとき高揚するような時間を過ごしても、居場所がいぎたない。

そうして何年かが経ち、ふと愕然とする。
ただいま、磨き仕事の真っ最中。
生活を、足元を、自分を磨く。
薄皮をはぐように、ちょっとずつちょっとずつ
くすみが取れて光りだす。
きらきらと反射するようになるまであとどのくらいかかるだろう。
それは、自分を大事にする作業なのだと思う。
自分を大切に。それができなくては、人も大切にできない。

目からうろこ

わたしはほとんど化粧をしない。
そういう人生を送ってきた。
子供がだいぶ育ってきて自分をかまうゆとりが出てきて、
じっくり見てみたらわたしってばおばさん。
ソバカスは、ところどころ集まり始めている。
早晩シミになるだろう。
できないタイプだと思っていたクマが出るようになった。
あまり気にならないと思っていた小じわもしっかり。
あらまー、お日さまも強いことだし、化粧しようかしらね。

ところが、ファンデーションがだいぶ古くて、肌に乗せる気にならない。
とりあえず、手持ちの色物ともらいものの口紅を塗ってみる。
すると、バブル期の顔ができあがった。
一番メイクをしていた頃だ。
なんて時代遅れ。がっくり。
しかも、肌の質がかなり低下しているらしく、化粧ののりが悪い。

緊急事態。友だちでメイクを仕事にしている人がいるので相談に乗ってもらうことにした。
相談しながら値段も高いし「中高年向け」と思っていたブランドの化粧品を使ってみると
これがなんと、全然発色やノリが違うのだ。
色モノは流行廃りに合わせて安いものを使っていく、
そう思っていたのに、ドラッグストアの化粧品は
薄黒くくすんできたりそうそうに色が落ちてきたりする。
皮膚にゆるみたるみのないツルンとした肌とはもう違うのだ。
そのことに愕然。
年令なりに高い化粧品を使うのは
単なる自己満足だと思っていたけど
それなりに意味のあることなのだ。
目からウロコ。
自分の肌の老化具合もショックだったけれど、
チープな化粧品では乗り切れないのだというのもショック。
うーん、気づかなければよかった。

ハーベスト

初めての収穫は、インゲン豆2本。
いずれも枝豆程度の長さ。
ムスメが友だちからもらった豆を、なんだかわからないまま蒔いた。
白い花が咲き、植え替えてやろうと思っているうちに
直径8センチの苗ポットくらいの大きさの鉢のまま実をつけた。
小さい小さいインゲン豆。
そこではじめてインゲン豆だと知った。
子供のバッタのような小さなインゲン豆がそのまま育ち、
小さな鉢の中で土に着きそうになった。
このまま置いても中の豆が硬くなるだけのような気がして摘み取った。
小さなインゲン豆は、太さは売られているもの程ある。
茹でてサラダに入れて食べた。

モデルあがり

わたしには偏見があって、どうもモデル出身の人に当たりが強いようだ。
今井美樹は、実力、人気とも備わったいい歌い手で、
カラオケでも歌う人が多いという。
それでも、McSister時代をたっぷり見てきたわたしは
今井美樹に採点が辛かったのだ。

アカペラで歌うのを見て、ちょっと驚いた。しっかりした歌だった。
プライドは、聞き流していたときと違って、それこそ凛々しく光っていた。
こういう発見があるから、ゴールデンタイムじゃない歌番組は楽しい。
昼間は、ラジオもテレビも何かをしながらで、
本当に心を向けて聞くということがない。
夕方から子供が寝るまではお母さんタイムだ。
深夜、ひとりでテレビの前で好きな飲み物を片手に見るテレビで
こんなにいい歌を再発見できるなんて。

来週の「僕らの音楽」はケミストリーだそうだ。楽しみ。

ダ・レ・ニ・シ・ヨ・ウ・カ・ナ

NHKを見ていることが多い。最近は政見放送をしているので目にすることも。
「わたしたちは、こんなこと、こんなこと、こんなことを実現してきました」
声高に言わなければ誰も知らないなら、それはたいした成果ではないのだ。
知らなくてはいけないことは、人は知ろうとするものだ。

ちょっとした知り合いは、どうやら共産党を支持しているらしい。
「誰に投票するの」と言うから、
「そういうことは親にも夫にも漏らさない」と答えた。
○○さんに投票してよ、よかったら。と言う。
言われた途端によくなくなる。
自分がその人のどこを支持しているか、どういうところが信頼できるか
そういう情報ナシに、投票してくれと言う神経はいかがなものか。

ほんのり

トマトは、かなり水をやったつもりだったのだが
残念ながらできる実できる実、みな尻ぐされで黒く傷んでいる。
A君に早くから付いていた3つの実だけが無事で
もう1ヶ月以上も青いまま。
そのうちの1つがほんのりと赤らんできた。
A君とB君は成長が止まってしまった。
反省して水をたっぷりやり始めたC君D君は次々に花をつけているが、できる実が尻ぐされ。
なんとなく先行きも危ぶまれる中、B君の脇芽から花の兆しが見えている。
花の兆しと赤みの差し始めた実だけが、なんとなく明るい未来を感じさせる。
ベランダでトマトを栽培するなら、思っていたよりもたくさん水をやらなければならない。
朝に晩にと給水してやらないと元気なトマトはできるまい。
今年は勉強と思い、来年また挑戦したい。
なにしろ20個ぐらい傷んだ実を切ったのだ。
かわいそうなことをしてしまった。

もうひとつ、もらった豆を植えたものが育ってきて、
どうやらインゲン豆ができた。
これまたかわいそうなことに、直径7センチ程度の小さな鉢なのだ。
それでもけなげに花を付け、実を結んだ。
たった3本のインゲン豆だけど、食べてあげなくちゃね。

鉄瓶

鉄瓶を入手した。
昔ながらのデザインの小ぶりなものだが
ガス台に乗せて湯を沸かしている。
このところキッチンに立ったまま茶を点てて、立ったまま飲んでいる。
そんな深夜のブレイクが、自己満足ながらバージョンアップした気分。
片付かないキッチンの片付かない流しの横で薄茶を飲む。
畳の上の風景を思い出しながら、ちょっとほっとする。
鉄瓶は、内も外もかなり赤錆が浮き、
ブラシでこすっても取れないものはそのままに使っている。
鉄分とカテキン、などとつぶやいてみる。
すがりたいほど疲労していたのだが、
なんだか頭がスッキリするようだ。

6月の下旬（6/30）

このところ、リアルライフが多忙で記録はお休みしていた。
アルバイト先では19日から展覧会が始まり、なかなか好調。
それも今週末で終わりだ。
知人のネットショップの画像の入れ替えもやっと追いついたし、
土曜日学校のチラシも作った。
毎日早くとも1時過ぎに寝て6時過ぎに起きる生活。
本来よく寝るタイプなのでそろそろつらくなってきている。
ダンナは27日までずっと本番が続き、やっと月曜日休み、火曜日は昼過ぎから打合せ
水曜日は午後から日暮里で打合せ、木曜日は新宿と板橋本町で打合せ。
この間に、ムスメと「水と油」の本番を見に行った。
この夏はどこかに旅行がしたいと、ムスメとわたしのパスポートを申請した。
ジュエリーをたくさん眺めていたせいと、前髪が伸びてきて上げたくなったせいで
ひさびさにきちんとメイクしたくなってきている。
まあ、素顔で通る年代ではなくなった。
先週の木曜日は、オンラインの知り合いのちいさい集まりがあったし、
展覧会では久しぶりの人たちと会うことができた。
いろいろ勉強にもなっている。
バタバタとしながらも、実りも多いここ数日。
毎日が複雑になり、なんとか整理したいと思いつつ流されている。