2004年07月09日

目からうろこ

わたしはほとんど化粧をしない。
そういう人生を送ってきた。
子供がだいぶ育ってきて自分をかまうゆとりが出てきて、
じっくり見てみたらわたしってばおばさん。
ソバカスは、ところどころ集まり始めている。
早晩シミになるだろう。
できないタイプだと思っていたクマが出るようになった。
あまり気にならないと思っていた小じわもしっかり。
あらまー、お日さまも強いことだし、化粧しようかしらね。

ところが、ファンデーションがだいぶ古くて、肌に乗せる気にならない。
とりあえず、手持ちの色物ともらいものの口紅を塗ってみる。
すると、バブル期の顔ができあがった。
一番メイクをしていた頃だ。
なんて時代遅れ。がっくり。
しかも、肌の質がかなり低下しているらしく、化粧ののりが悪い。

緊急事態。友だちでメイクを仕事にしている人がいるので相談に乗ってもらうことにした。
相談しながら値段も高いし「中高年向け」と思っていたブランドの化粧品を使ってみると
これがなんと、全然発色やノリが違うのだ。
色モノは流行廃りに合わせて安いものを使っていく、
そう思っていたのに、ドラッグストアの化粧品は
薄黒くくすんできたりそうそうに色が落ちてきたりする。
皮膚にゆるみたるみのないツルンとした肌とはもう違うのだ。
そのことに愕然。
年令なりに高い化粧品を使うのは
単なる自己満足だと思っていたけど
それなりに意味のあることなのだ。
目からウロコ。
自分の肌の老化具合もショックだったけれど、
チープな化粧品では乗り切れないのだというのもショック。
うーん、気づかなければよかった。

投稿者 りりこ : 2004年07月09日 18:31 | トラックバック
コメント

あー、私も化粧を普段しないし、しても安い化粧品で簡単メークなので、すっごくよくわかりますぅ。たまたまいただいた高級(?)化粧品のサンプル使うと違いが明らかなんですぅ。今は紫外線防止と美白モノに心が揺れます。

Posted by: 小仙 : 2004年07月09日 19:43

やっぱり、付け焼刃のメークはだめだなぁと思っているところです。
おばさんになってからちょっとずつ進化できるのがうれしくもあり。
今年はちょっと化粧品なども買ってみようかと思っています。

Posted by: りりこ : 2004年07月10日 21:57
コメントする









投稿にはお名前(ニックネーム可)とメールアドレスが必要です。
メールアドレスは管理人にしか通知されません。

名前、アドレスを登録しますか?