2006年03月29日

玄米を食べてみよう

玄米のご飯はナッツみたいな香ばしさがあって好きだ。
せっかく生協に入っていて低農薬の玄米が手に入るのだから
しばらく玄米を食べてみようかなと思った。
昔母から譲り受けた圧力鍋で炊いてみるとおいしい。

実行の伴わない凝り性のわたしは、いきなりマクロビオティックに興味津々。
ちょっと本屋をのぞいたりもしたのだけれど、
肉と魚中心に生きているダンナのことを考えると
極端な食養は多分受け入れられまい。
ということで、自分が作って食べる時に限り、
できるだけ野菜と玄米を中心にした食事をしようとしている。
学校で「3色のバランス」が大切だと学んだ娘は、
肉や魚を減らしたわたしを見て、栄養のバランスが悪いと心配している。
心配させない程度に食べていくつもり。

そして、自分の本棚を眺めていたら、けっこうベジタリアン系の本があった。
忘れていたのだ。忘れていたことにびっくり。
中でも、完全に忘れていたのがこの本。
パラパラとめくってみると、正にマクロビオティックの本だったとわかった。
10年以上も前に買っている。

実は、2年で13キロ太った。ここ数年、太ったり痩せたり。
今は小太りを超えて完全な肥満。医者から気をつけるよう言われた。
精神バランスが壊れると太る、体質というより性格。
アルバイトをやめるので、自分を少しは構ってやるつもりだ。
少しは体にいいものを食べ、自分を見直そうと思う。
食べたものが体を作るのだから。

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投稿者 りりこ : 20:03 | コメント (7)

2006年03月26日

2ヶ月ぶりに宿題おわり

渋谷に用事があったし、虎屋の雛道具が見たかったので根津美術館まで足を伸ばした。
展示はもう、すごくてにやにやしてたまらなかったし、
お茶会で庭園は人だらけだったのだけれど、
1月末のアースダイビングの時に残した「水源を確認する」という宿題をようやく果たした。

水は、ふくふくと湧き出していた。
流れを小さな滝にして水音をさせる庭の意匠。
流れ行く先は池となり、どこからかしし嚇しの音がする。
お茶会の人々はそれぞれに色無地を着ていて、春めいた風景だった。
水源のあたりには人影もなく、
多分ここが笄川の水源だなどと知っている人はほとんどないのだろう。

せっかく表参道に出たので知人の家具屋さんに寄り、ひさびさに笑顔を確認。
そして、東急東横店に期間限定出品の浅草タカラヤのオレンジピールチョコを買って帰宅。
まあ、ひさびさの休日らしい休日だった。

投稿者 りりこ : 20:43 | コメント (2) | トラックバック

2006年03月22日

脳ミソのおひっこし

ハードディスクがいよいよ怪しくなり、短期間に2度も落ちて
どうやらその度に同じファイルが壊れてWindowsが起ち上がらないので
そのたびにフォーマットしてバックアップから復元をいうことを繰返し、
さすがに不精なわたしもハードディスクを買いに。
お店の人からアドバイスもらって買ったディスクは、
苦労してのせ変えても認識してくれず
何度かやり直して数時間粘ったあげく電話して調べてもらった。
やっぱり非対応(なにしろマシンが古いから)だったので
もういちど盛り場まで交換に行った。
さすがに同じ日に4、5度もくりかえしているので
換装の手順も馴れたもの。
今度はめでたく認識されて、復元してみたらディスクが一部認識されない。
どうやらバックアップを復元した時にもとの大きさでパーテーションを切りなおしたのね。
せっかく一部屋大きくなってゆったり暮らせると思ったら開かずの間。
けっきょくいろいろ探して便利なソフトで開かずの間をこじ開けて。
けっきょく丸一日かかってしまった。
これでこのロートルマシン(XPなんだからロートルではないと思うのだがすでにHDD交換2回目)も
まだしばらく生き延びることだろう。
次お金ができたらメモリ乗せるからね。
イマドキ256で動かしてるってどうよ。
おかげで動画をあまり利用しないので狭いHDDでも暮らせていた。
こちらもシンプルライフ。
文章は.txtで保存することが多いし、わたしって省資源なのだ。

投稿者 りりこ : 23:01 | コメント (0)

2006年03月21日

小林順子さんの服

阿佐ヶ谷のスペース煌翔で、小林順子展をやっている。
アジアの布を使って服を作る人。
アジアの布というと、東南アジアを思うことが多い。小林さんの服にもベトナムやインドの布が使われている。
特徴的なのは韓国の布。
染色をしていた小林さんが魅入られたのは韓国の墨染めの僧衣。
日本の墨染めは真っ黒だけれど、韓国の墨染めはグレー


グレーを染め重ねることで薄いグレーや濃いグレーを作り出している。
麻やコットン、シルク。
ピンタックをとったり、ヌビ(刺し子)を施したりしたジャケットやコート。

ほかにも、自然の素材で染織された布に、刺し子やキルト、
パッチワークやボタンのデコレーションを施して、シンプルなシルエットの服が作られている。
着て、動くことで美しさが生まれてくるような服だ。

気に入っているのがボタン。どれも貝を使ったボタンで、
彫刻が施されていたり、ちょっと変わった形だったり、すごくこだわりを感じる。
ボタンの彫刻は、珊瑚や翡翠の細工と同じように、
貝を掘り出していくことで作られている。
いまや、彫刻をしてくれる職人も減っているらしい。

会場を彩るのは風に揺られ、光を透かすポジャギ。
柿渋染めや藍のもの、墨染めもあるけれど、白が美しい。
壁にできたポジャギの影が美しくて見とれた。

会場も、作品も、静かなのだけれど、人が動きを加え、躍動感が出る。
そこに関わることで、違った美しさが引き出される。
関わってみたくなる。

そして・・・縫い目フェチ?のわたしとしては、きちっとした仕立てがこれまたうれしいのだ。

小林順子展 スペース煌翔 24日まで。

投稿者 りりこ : 10:46 | コメント (0)

2006年03月20日

情報漏洩

あちこちで、データが流出。なんだかまたWinnyが悪者扱いされている。
Winnyなんか使っているから悪いと、わたしの周りで言う人もいる。


でもね、おたくの息子さん、あなたの会社のパソコンにWinnyインストールしてますよ。
設定ファイルひそかに削除してから使ってないところ見るといらないみたいだけど。

よくわからないんだけど、個人用のパソコンに仕事のファイルを持ち帰れることは問題じゃないんだろうか。
個人が家のパソコンにWinnyを入れてファイルを交換していても、
それは個人の自由だと思うし、ウィルス感染に気づかないのも本人の問題だと思う。
会社のコンピュータに勝手にアプリケーションをインストールできるなら
それは会社側のセキュリティ観念の低さを示しているし、
だいたい、ダイジなファイルが持ち出せること自体が問題。
個人のパソコン持ち込ませるな!
まあ、学校のパソコンの台数とか見ていると、無理な話かもと思うけれども。

便利なソフトがタダ!と聞くとわからなくてもなんでもインストールする人もいるし
人のパソコンにいろんなものを入れ「てあげ」るのが趣味の人もいる。
だいたい、メーカーパソコンを買ったとたんに「便利なソフト」がいろいろインストールされているのも
あれ、おかしな話だけどね。削除するのが大変じゃない。

結局は、リテラシーの低さが問題なのであって、応急処置としてWinnyは削除というのはいいとしても、
もうちょっと「情報管理」をしてほしいものだと思ってしまう。
禁止コードを入れておくとコピーできないコピー機とか、
読み取ったスキャニングデータを削除するコピー機とか、技術開発は進んでいる。
一方でインターネットを使ってオープンにデータをやりとりする、またはストックする技術もある。
問題は使い方の知識とモラル。
技術の進歩に人間がついていけないのが一番いけないんだけど。

とはいえ、わたしのバイト先では、パソコンを使っているのはわたしだけで、
あとの人はメールとネットだけ。
あと、デジカメのストレージとして使ってるか。
バイトのわたしがやめたあと、おそらくパソコンはブラックボックスになってしまうのだろう。
今のうちに、用紙の原紙とか全部打ち出して整理しておいてあげよう。
みんなデータで入っているんだけどね。
そんな立場のわたしは、インストールも持ち出しもし放題。バイトなのに。
持ち出す気がないから持ち出さないだけで
売ったら価値がある書類がドサドサあったりしたら今の時期ちょっと揺らぐかも。
もちろん、良心があるのでしませんけどね。

で、貧乏根性出さずに自分で把握しているアプリケーションをインストールしましょう。
使い始めの頃のわたしも、なんでもかんでもインストールしたけど。
初期Macだったので、機能拡張の衝突でしょっちゅう大変なことになってましたけど。

投稿者 りりこ : 09:38 | コメント (0) | トラックバック

駄菓子屋ができた

商店街に、駄菓子屋ができた。小さな私鉄の駅前商店街だ。
どちらの商店街もそうであるように、近年店をたたむ人が多い。
世代交代もある。近くのディスカウントセンターのせいかもしれない。
個人商店がぽつりぽつりと店を閉じ、チェーン店があとに入る。
商店街にも空き店舗があり、いくつかはイベントショップになっている。
期間貸しの店舗で、投売りやテスト販売をしている。
そんなイベントショップのひとつが、駄菓子屋になった。

放課後の子供たちが集まって、あれこれと品定めをしている。
うちのムスメもこのところ日参していて、
あんなにうまくいかなかった風船ガムが膨らませるようになった。
おかげで駄菓子屋通いに拍車がかかっている。

この店は、どうやら商店会がやっているらしい。見知った顔の店番がいる。
この商店会、どういうわけだか主だった役員がみな最近店をたたんでしまった。
なのにみんな熱心で、年に大きな何度かイベントがあり、土曜日ごとになにかしらやっている。
ちびっこ祭にはたくさんのバンドやサークルが集まり、
盆踊りには近隣の伝統芸能なども見られる。
出店もまた、商店会とボランティアだ。
テキヤのいない、それでも賑やかなお祭になる。
クリスマスには商店街がイルミネーションに飾られる。

週末には、商店街のBGMにDJが入ったり、バルーンの講師がきたり、
けんだま大会やマジックの教室やら、いろんなことをやっている。
あれもこれも、子供たちに商店街を楽しんで欲しいからだと思う。
そして駄菓子屋。
毎日、子供たちがお小遣いのはいったオサイフをつかんでやってくる。
そういえば、商店街には子供のための店が無かった。
おもちゃ屋はあっても(たたんでしまったが)子供のお小遣いでは買えない。
文房具屋も、しゃれた文具を置いてはいるが、やっぱり子供のお財布には重い。
プラモデル屋が店を閉めたのは10年位も前だし、
スーパー以外に気楽なお菓子屋さんも無い。
子供たちが、自分の育った町に、子供のころの思い出がひとつでも多くあったほうがいい。
おとなになって、電車でたまたまこの町に下りた時、
「子供の時にここでガム買ってなくして泣いて親に怒られたな」とか
「あたりくじが出てみんなにおごったことがあったよな」とか
そんな風に思い出せたらいいな。
たとえ、その時にこの店がなくなっていても、その時の気持ちはなくならないから。

投稿者 りりこ : 00:55 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月19日

風景の中の家

通りがかりに、ちょっと変わった色合いの家が建った。
紺色の外壁、オレンジ色のアクセント、丸い窓。
グレーがかった家並みに、そこだけきっぱりと目立っていた。

おしゃれな家なんだろうなと思うけれど、わたしは、家は風景に溶け込むものがいいと思っている。
街並みや緑に溶け込んで、一歩中に入るとその人らしい暮らしがある。
そんな家がわたしの理想。

ここ数日、こんな本を読んでいる。
好きな言葉が一杯ある。
家の中には、人の生活が、人生が入っている。
まず人。生活。
そして、まわり。自然や街並み。
必要なものだけの家が美しいように、必要なものだけの暮らしが美しいのだと思う。

建築は詩―建築家・吉村順三のことば一〇〇建築は詩―建築家・吉村順三のことば一〇〇
吉村順三建築展実行委員会

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投稿者 りりこ : 20:54 | コメント (0) | トラックバック

物が多すぎるから

simple lifeのカテゴリーで、「いらない」とか「多すぎる」とか「減らそう」と書いているけれど
買う時のことをちょっと考えてみようかなと思ってカテゴリーを作った。
もしかすると、simple lifeの中に吸収されていくかも、という予感はあるけれど。

お買い物は楽しい。新しいものが入ってくると、わくわくする。
そんな楽しみを忘れるのはいやだから。

投稿者 りりこ : 12:44 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月18日

まだまだ知らない

根掘り葉掘り聞かないほうだし、相手は自分を語らないタイプ。
わたしは自分のことはしゃべるけれど、相手のことは推し量るタイプ。
一緒に生活するようになって多分15,6年になるんだけど、知らないことが一杯。
よその人から「お宅のだんなさんって●●はどこなの?」みたいに聞かれて
そういえば知らなかったと本人に聞いてみることも多い。

きょう、「地上絵が見に行きたい」と言った。
展覧会みたいなものに行きたがるなんて珍しい。
「インカ文明好きなの?」とはぐらかすように聞いたら
「だってむかしっから」と言ったまま黙った。
知らないよ、昔のことなんて。
でも、わたしも言ってなかったけど興味あるのよ。

きょうもまた、新しい発見をして、お互いを知る。

投稿者 りりこ : 01:05 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月13日

おそろしいねぇ

ハードディスクにトラブル。このところずっと変だったけど。
もうちょっとコマメにバックアップ取ればいいんだけれど、
2月の上旬のものが残っていたので、いろいろやって復元。
ムダに3時間ばかり使った模様。くやしいけどこれは宿命だから逃れられない。
帳簿はもう、挙動不審なのが見え見えだから、
ちゃんとバックアップしてありましたとも。

投稿者 りりこ : 23:08 | コメント (0)

2006年03月12日

気を込めて

お茶一杯飲むのにも、できるならパワーのある水を。
茶道で人をもてなす時には、名水を汲みに行くのだそうだ。
パワーのある水を、職人が丹精込めた道具で、気合を込めて茶を点てる。
気のこもった、力のある茶ができるに違いない。
それができなくとも、汲む水に心を込め、器を選び、一杯のお茶を。
同じように、素材を選び、ていねいに扱って一椀の飯を。
それを、日常茶飯事というのではないか。

投稿者 りりこ : 17:22 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月08日

ふにゃふにゃのきょう

3月なので確定申告。2月だろう!なんて突っ込まないように・・・
とうとう、今年はダンナの行動は三分の一しかわからなかった。
その分の「旅費交通費」が精算できない模様。
まあ、数年前は本当に全然わからなかったから、
ちょっとずつ前に進んでいることにしよう。
全部把握するまでは20年計画とかになって、引退の方が早そうだ。
まる○日を費やす価値のある作業なのかと毎年思うのだけれど、
これも仕事のうち(わたしは専従者ではありません。無料奉仕中)。
ダンナの仕事の肩代わりだと思えばいいか。
でも、今朝からずーっととなりでゲームしている姿を見るとちょっとねぇ。
聞いても全部「忘れた」しか言わないし。言う気がないと思われ。
あと数日か。そしたらきれいさっぱり恨みも忘れるさ。

4月の9日まで、根津美術館で「虎屋のお雛様」の展示がある。
時間ができたら見に行って、ついでに「水源」も確認の予定。

投稿者 りりこ : 14:30 | コメント (3)

2006年03月06日

わがままに

わたしはもっとわがままに生きようと思う。
ダレ?引きつっている人。
気を使っても気の使いどころが間違っているようだし、
けっこう我慢しているのにわがままに見えるし、
それならいっそ、やりたいことを前に出していった方がいいんじゃないか。
そんなこと考えるここ数日。

投稿者 りりこ : 23:40 | コメント (0)