2005年08月07日
ヒロシマ
今年もまた夏が来て、大戦の特集が組まれる。
世界で核の問題が起きるたびに、
ヒロシマ、ナガサキのことが思い起こされる。
スミソニアンの退役軍人問題や
「戦争を終わらせるために原爆は必要だった」という発言は
心に突き刺さる。
東京大空襲のことだってそうだ。
なんにもわかってない、と思う。
空の上から地獄が見えるか、と思う。
振り返って、わが日本が、あの戦争の状況ではしかたなかった、
元帰還兵が、「上官の命令にさからうことはできなかった」
そう言うのは、同じことではないか。
踏みにじられた者は忘れない。
そこへの理解と哀悼と謝罪なくしては、前には一歩も進まないだろうと思う。
だから一歩も進まないし、握手はするけれど心は開かないのだと思う。
そして、それが解決したら、尖閣諸島や北方領土も解決するのかもしれない。
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