2005年09月18日

ケータイ問題

携帯電話のマナーは、若い人のほうがずっといいと思う。
マナーモードにしてちらっと着信を確認するとか
メールですませるとか。
バスや電車の中や公共機関やらでながながしゃべっているのは中高年が多い。
特に、若い人のマナーに厳しそうな高年層。
なんでじーさんバスん中で延々しゃべるかなぁ、と思っていたのだが
ふっと、電話の持つ意味について考えた。
黒電話が家庭に普及しはじめて、たかだか40年くらいではなかったか。
電話はどうしても必要なときに借りたり、公衆電話をさがしたりして使うものだった。
電話は、「大切な話」を伝えるためのものだったのだ。
だから、居留守番電話にはなんとなく罪悪感が伴う。
出たからには愛想よく会話しなくてはならない、
そういうことなのだと思ったのだ。

「今どこ?」
「バスん中。折り返す」
で終わる若い人の会話、
「ああ、先日はありがとうございました」と普通に話し始めてしまうおじいさん。

携帯電話のマナーについては、ごく普通に使い慣れているひとの方が進んでいる。
こと携帯に関しては「礼儀」が電話のマナーとは変わっているのだ。
顔の見えない電話だからこそどんなときもていねいに、というのは
携帯電話モードとしては間違っている。
居留守番電話に罪悪感を感じない世代がメインユーザーなのだと思う。

投稿者 りりこ : 2005年09月18日 11:06 | トラックバック
コメント

ニホンのジーさんは、
愛に飢えた子供みたいだよ。
嫉妬深いのが困りものなんだけどさ。

Posted by: 野猫 : 2005年09月18日 12:56
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