2006年05月15日
イギリスの朝食
初めてロンドンに行った時、選んでくれた人がいて小さなホテルに泊まった。
小さくても快適な落ち着いた部屋。
にこやかで、決してフレンドリーではないのにオープンな印象のサービス。
わたしはイギリスのホテルの朝ごはんに、過剰なまでの期待をしていた。
写真は雑誌の1ページなのだが、この記事に魅惑されていたから。
このページには、ロンドンの内緒のホテルで、朝食の豪華さに目を回す話が書かれている。
グレープフルーツジュース、コーンフレイイクス、フライド・エッグ/wベーコン
フルーツの盛合わせ、トースト、紅茶とミルク、追加のお湯、
砂糖とマーマレード、塩、こしょう。
残念ながらここまでの品揃えではなかったけれど、
オレンジジュース、トーストと紅茶のポット、紅茶用のたっぷりのミルク、砂糖、
フルーツ、おいしいバター、カリカリのトースト、苺のジャム、ブルーベリーのジャム、ママレード、
目玉焼き/wベーコン、あら、文字にするとほとんど一緒。
これを、朝なのにまだ薄暗いホテルの部屋で、ゆっくりと食べたのだった。
満足と共に。
我が家の朝食は、ごく軽いもので、豪華な朝食はいまではただの記憶だ。
それでも、マーマレードはティップトゥリー。
それは旅の記憶だから。
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