2007年04月12日
ひさびさにバイブルサイズ
ちょっと考えたいことがあって、バイブルサイズのシステム手帳を引っ張り出した。
最近では持ち歩くこともほとんどなくなったのだが、
時々引き出しから引っ張り出して触っている。
まだリフィルもある程度は残っている。
この手帳は、渋谷の西武百貨店で買った。
1984年10月、ファイロファクスのコーナーができたのが1日。
その数日前から展示されていて、その紙の質やたたずまいに心を奪われ
とうとう1日、売り場に声をかけていた。
商品を用意してもらっていたら、売り場の別の男性がわざわざやってきて、
「この手帳、お使いになるんですか?どこが気に入ったのですか?」と尋ねてきた。
確かに手帳としてはとんでもない値段だったのだ。
「この手帳、今日から売り始めたのですが、これが2冊目なんです」と言う。
あまりの値段に売れる気がしなかったのに、1日に2冊も売れたと驚いている。
最初の一冊は、店長さんが買ったそうだ。
それから、バイブルサイズのシステム手帳は爆発的にヒットした。
今でも売り場にたくさん並んでいる。
それでも、オリジナルのファイロファクスのリフィルがやっぱり美しい。
わたしは当時、出先で仕事をすることが多く、この手帳はミニデスクだった。
今はノートパソコンもあるし、なにより「出先での仕事」というのがほとんどない。
それでも昔の戦友のようなこの手帳を手放せないでいる。
私にも、手放せないシステム手帳があります。
今はもう使うこともなくなったのにね。
昔の戦友、ってぴったりの表現!
人生の一部分の伴侶でしたからね。
酔っ払って植え込みに落としても返ってきたし。
僕も歴代の手帳は取ってありますよ。
生徒手帳時代から(笑)。
歴代の手帳!それはまた・・・
わたしは保存する趣味が全然なくて、
過去はすぐ水に流しちゃうんですが
このバイブルだけは別なんです。
なんでだろうなぁ。
わたしの知人は給与明細や銀行通帳をみな取ってあります。
突然死んだらまずくない?