2003年11月08日
「こだわり」という言葉
こだわりのある人、こだわりのある家、
小さなこだわりのある暮らし、などという。
こだわりという言葉に代わる言葉はなんだろう。
1985年にプレゼンの書類を作るとき、
「いい意味でのこだわりのある・・・」というフレーズを使った覚えがある。
それまでは「そんな小さなことにこだわるなんて」といった使い方で、
「重箱の隅をつつく」とか、「引っかかりがあって前に進めない」とか
「木を見て森を見ない」という方向の
どちらかというとマイナスの意味を持つ言葉だったと思う。
今の「こだわり」の意味するところは、
小さなことを大切にして、自分らしさを失わない、足元の見えている状態なのだろう。
ならばもう一度、言葉の意味を元に戻して考えたい。
最近、「こだわり」という言葉の元のニュアンスをちょっと大切にしてみたいと思っている。
ディテールは大切に。でも、縛られることなく。
自由で気楽でありたい。
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