2004年09月16日

おつきあい on the net

忙しかったのもあるけれど、決心がつかなかったのもある。
最近、リアルの知り合いがどういうわけかここを見ていて
いつの間にか「あれはあなたでしょ」となることが多くなった。
もちろんわたしはわたしだし、
それは全くかまわないのだけれど
ムスメのこととかダンナのこととか、書き散らす身になってみれば
多少はためらいがあるというわけだ。

一方で、ネットのおつきあいが広がって、
いつの間にかリアルなお付き合いが密になる場合もある。
バイト先のリアルお隣さんは、実はネットの知り合いだった。
ネットから始まるお付き合いは、隣近所との付き合いよりも
ずっとずっと深いところから始まる。
なにしろ相手のサイトで人となりとをはかり、
BBSなどで突っ込んだ話をさんざんしてからの付き合いなのだ。
引越し先でいきなり隣になった人とは
なにか機会が無い限り相手を深く知ることにはならないが
既にネットで知った上ならあしたからいろいろお世話になる仲になる。
リアルな知り合いがネットづきあいに広がるより、
ネットづきあいがリアルなお付き合いになる方がずっと安心感がある。
そのあたり、世間の認識とはずれているのかもと思う。
世間では、インターネットをバーチャルな物と捉え、
ネットの向こうはとらえどころのないいんちき臭いものだと思っているようだが
じっと観察してみれば、ネット上で胡散臭い人間は
実態も胡散臭い場合が多い。
最近ネットがらみの事件も多く、
子供をインターネットから遠ざけようとする動きもあるようだが
リアルの世界でも、ネットの世界でも、相談できる信頼に足るオトナを見つけなさいと
わたしはムスメに教えるだろう。

投稿者 りりこ : 2004年09月16日 20:10 | トラックバック
コメント

“ネットモダチ”と“一般世間の友達”はどう違うのかという論点は、インターネットが普及する前からしばしば話されてきたこと。
そ、「ワープロ通信」などのネットが普及しはじめたころからの話題でもあるんよ。
“ネット婚”が大きい話題になったころでもあるかな。
300ボーのモデム使って、ゆうゆうと画面が流れるのを見ながら読めた時代からのテーマでもあるわけ。

「どうしてネットの知り合いだと、初めて実際に
会った時からうち解けられるのはなぜ?」とか「ネットを通じてしか絶対に知り合えない人でも知己の如くなれるのはどうして。」とか「ネットの人が困っていれば普通なら考えないほど助けの手を差し出すのはなぜ。」なんてことは語り尽くすに尽くせないほどある。実際、私も小、中学校からの親友よりたかだか10年くらいのネットモダチのほうがより親しい場合もある。

画面の向こうには善人しかいないと思いこんでしまう(知識、認識の問題でもあるけど)若い人もたくさん見てきた。
いやな事件でBBSが使われたりすることもある。
幸い最近の児童、生徒は早くからパソコンに親しみ、ある程度の知識は身につけられる環境が整ってきたようだ。あとはやはり家庭でのアドバイスが大切だろう。

Posted by: GINGER : 2004年09月16日 23:38

わたしの最初のモデムは800bps。
それでも画面は読めたものね。
パソコン通信で自動巡回にして流れるのを読んでいた。
わたし自身、オンラインでとてもいい感じの女性がネクラな男性で、
その後友人に粘着してたのを見てるし
出会い系っていうのには全然興味ない。
某健康食品マルチまがいの勧誘相手を探している人にぶつかったこともあるし。
出会うことを目的にした文字交際ってよくわからない。
身近にもいるのよね。出会い系で出会った人に、携帯メールで人生相談してる人。
個人情報をもらすな、と忠告しているけど、「そのうち会ってみたいなぁ」って言ってる。

Posted by: りりこ : 2004年09月17日 19:40
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