2005年07月12日
たばこ
某家のきょうの夫婦喧嘩の種はタバコ。
原因はこれだけではないのだが、これが引き金。
(我が家に非ず)
タバコを吸える場所は年々減り、飲食店でもすえない店が増えている。
焼肉屋やパブでさえ、禁煙のところが出てきている。
一方で、50代後半くらいから上の人は
おとなになってから相当長いことタバコがあたり前のもので
いまさらやめろと言われてもやめられないものらしい。
まあ、オトナの意地や、団塊の世代近辺ならではの斜に構えたスタイルから行けば
まわりがやめるからといって迎合するなんざ馬鹿らしいのだろう。
一方で、本人も周囲の人も年を取ってくるとあちこちに不調が出やすくなり
当然喉やら呼吸系統やらが弱ってくる人もあり
なにかと喧嘩の種にもなろうというもの。
我が家も夫殿はタバコがやめられない。
その点、わたしはみんなが好奇心を持ってタバコを吸い始める時期に
ほかに興味とお金の行き先があって吸わなかったばかりに
今もタバコに縁がない。
やめる苦痛も我慢する苦労も知らず、後ろめたさもナシ。
こうしてみると、タバコの効用ってなんだったのだろう。
年々パッケージの注意書きは大きくなり、今やデザインもへったくれもなく大書されている。
「肺癌の原因のひとつになります」などと書かれた箱を
大切そうに持っていることの気の毒さよ。
うーん、マイナーってこういうことなのね。
写真はレストランの灰皿。
亀の甲は盛り上がっているものだが、盛り下がって受け皿になっている。
これまたなんともマヌケな姿で、このヌケっぷりがいとおしい。
たばこって、ただ二酸化炭素吸っているだけみたい。
ま、コーラ中毒みたいなものだったり。
なので、ポリ袋で、自分の吐いた空気を吸うのもいいかも。あはは。
結局、あんな煙と汚い空気を吸って、
それを思い切り吐き出して、
その後の新鮮な酸素を吸って、
満足しているとみた。
吸わないわたしから見れば、アホらしいと思うけど
区切りごとに吸わないとダメらしい。
手持ち無沙汰だと吸うという場合もあるらしいが
その手で掃除でもしてくれたらどんなにいいか。