2003年09月27日

掃除する、片付ける・・・(9/27)

きのうは深夜まで外出だったので家の中がボロボロである。
家の中がどうしようもなく散らかったら引っ越す、という
強烈なポリシーで30年近く一人暮らしをしていたダンナ、
片付けるはずもなく、ただひとりわたしだけが家を片付けている。
ただしこの人、自称きれい好きで2ヶ月に1回くらい必死でゴミを捨てる。

どれがゴミかわたしにはわからないので、
ティッシュとかちぎれた布とか空っぽのペイントとか
明らかにゴミ以外のものは本人に任せている。
今朝はうんざりするほどの散らかり具合だ。
ムスメはそろそろさすがに
「お父さんはいいのにどうしてわたしは…」というお年頃。
わたしは納得して結婚したからいいけど
あんたが自分の片づけを会得しなかったら
あんたの行く末はゴミ屋敷だわね、と言い返す。
ゴミ屋敷はきらいらしい。
じゃ、自分で片付けろ。

きょうはイデビアンの本番は最終日で、
ムスメには机周りをかたづけさせたい。
近所の神社でおまつりなのだが、行く時間があるだろうか。

ムスメは図書館へ。コミックスを借りに行くのだ。
本も読むけれど、圧倒的にコミックス。
そういう時期があってもかまわないのだが、
最近やたらと反応的なようすが気にかかる。
じっくり考えることが少ないような気がしてならない。
それは親のせいでもあるのだけれど。

ふるさとは楽園か。
わたしの生まれた家は痕跡すらない。
東京都港区東麻布2-17-1
住んでいた周りの人も、ほとんど誰もいない。
わたしのふるさとはどこだろうか。
小学校はなくなり、中学・高校の校舎はもとの校庭に建て替えられた。
大学も移転した。
最初に勤めた会社の部署は統廃合でなくなり、
次に勤めた会社は親会社に吸収され、
最後の仕事場は社長がリタイアして消滅した。
今のわたしの基礎を作ってくれたアルバイト先もいまはもうない。
わたしの歩いてきた道は、なんだか砂漠に飲み込まれたようだ。
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きょう捨てたもの:
Tシャツ一枚、嫌いな色のギフトボックス、買って使わなかったペクチン、銀のマーカー、

投稿者 りりこ : 2003年09月27日 22:43
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