2003年12月25日
本の落ち着き先
わたしは料理の本が好きで、たくさん持っていた。
一人暮らしの楽しみだった。
もちろん料理も好きだけれど、食器のコーディネイトや盛り付けが
ずいぶん参考になったと思っている。
自分にとって今が旬だという料理家が、たいていいつでもいた。
その人の本を買ってきた。手放すことはないと思ってきた。
ところが部屋が片付いてきて、不要なものが減ってきたら
ある日突然、たくさんの料理の本を卒業したことに気づいたのだ。
大切にしていた本だったので、
ブックオフのように中身の評価をしてくれない店に売る気にはなれず、
料理の本に熱心な古本屋に心当たりもない。
というわけで先延ばしにしてきたが、Amazonマーケットプレイスに出会った。
そこでは買いたい人と売りたい人が直接出会うことができる。
高い値段で売りたいわけではない。欲しい人に売りたかった。
だから、値段はかなり安くつけたつもり。
どうやら欲しがっていた人に届いた様子で、わたしも郵便局通いが苦にならない。
コメント
いい話だ。
なんの本を売っているのかと思っていたから。
食道楽の献立
村井弦斎
角川春樹事務所
1000円
これが一番、私にとってのバイブルかもしれない。
私はまだまだ卒業できない未熟者。
最近は、ふくう食堂の高山なおみさんの本が
おきにいり。
http://www.fukuu.com/html/7/0.html
野猫さんのおすすめもチェックしてみよっと。
一番のおきにいりは、母のレシピ帳。えへ。
Posted by: pico : 2003年12月25日 12:01コメントする