2004年08月19日

ベランダの柵にぞっこん

これは本来のベランダのエントリーじゃないんだけど。

我が家のベランダは、縦に丸棒の入った柵で、間隔は9センチくらい。手すりの高さのものだ。
日曜日からの台湾旅行で面白かったのがベランダの様子。
建物を裏側から見ると、そこにはアパートのベランダがずらりと並んでいる。
ベランダは、天井というか、上階の床まで全面柵で覆われている。
動物園の鳥のケージのようだ。
金属製の柵だから、当然そこには意匠があり、
これがまたさまざまで面白い。
中華風のもの、エレガントなつる草風のもの、アールデコを思わせるもの。
そしてそれらの柵越しに、洗濯物がひるがえったり、植木鉢が並んだり
そのあたりは日本と同じなのだが。
ベランダからの風景は、柵に封鎖されている。こっちは「明らかに裏」なのだ。
そのことが興味深い。
わたしはベランダで本を読んだりお茶とおやつを楽しんだりするのが好きだ。
周りの迷惑顧みず、夏には花火をすることもあるし、
ベーコンやハムを作ることもある。
ダンナの工作の場でもある。
それもこれも、一応開けた空間だからではないだろうか。
台北のアパート郡のベランダの柵を、通り過ぎる車窓から眺める。
ひとつひとつの意匠が楽しいと思いながら、
「オモテ」はどんなかな、と考えていた。

投稿者 りりこ : 2004年08月19日 22:33
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