2004年09月22日
積み重ねるように言葉を紡ぐ(9/22)
本日久々にアルバイト。
ダンナ本日も仕事なし。
ムスメはアトリエに楽しみに行く。
作文は大好きだったし、国語の授業はストレスゼロだったのだが、普通のOLになった。
その後企画会社に移って、企画書をたくさん作った。
得意ではなかった。いま読んだら、それらの企画書はひとりよがりでうんざりだろう。
そしていまでも、こうやってザクザクと言葉を書き連ねている。
書くことで、自分を浄化していくような。
アルバイトを始めてから、人目を意識した文章を書く機会が増えた。
案内状のほんの数行のお誘い文句や、アルバイト先のホームページの文章。
ホームページの文章は気楽に書ける。ここに文章を書くのに似ている。
文字数やスペースの制限もなく、10分もあれば書けてしまう。
そんなに真剣に読む人もいないし、HPの情報はやはり一過性のものだ。
一方、案内状に載せる文となると、ほんの200字にならない程度なのに、
苦労して苦労して書いている。
短い文で、コンセプトを伝えたい。独りよがりになりたくない。
たくさんの人の目に触れるし、その中の何人かはとっておいてくれるかもしれない。
同じような言葉を手を変え品を変えて並べ替え、なんとか思うものに近づこうとする。
できあがった文章は、何の変哲もなく、さらりと読めてしまうようなものだ。
きょうも、11月の展覧会に向けての案内状の文を作った。
ほんの短い文なのだ。
書いて、書き直して、書き加えて、また削る。
言い回しを変え、単語を入れ替え、また戻す。
漢字をひらがなにしてみたり、カタカナの外来語を日本語にしてみたり。
そうして、できあがったこの文を、何人の人が読むだろうか。
チラと目にして、過ぎてしまうような文。
ただ、この作業はいい勉強になっている。
人はもっと言葉に慎重であっていい。
きょうは、そんなこんなしているうちに、おもしろいフリーソフトを手に入れた。
その紹介はまた後日。