2005年06月11日

トニー(6/10)

多忙、多忙。
神経の磨り減ることがいくつかあって
投げやりな気分になっていた。
逆鱗(ゲキリン)という言葉がある。
ウロコというのは、一方に向かって流れるように付いている。
蛇をアタマからシッポに撫でればすべすべしている。
逆に撫でることは、考えるだけでも気持ち悪い。
一箇所だけ、ウロコが逆さ向きについているとされる、それが逆鱗。
普通に撫でているつもりで、うっかり逆鱗に触れると、
龍が憤ってオオゴトになる。
どうやらわたしの逆鱗を刺激した人がいて、怒りが胃にかたまりをつくり、噴火した。
憤激という。
どうやってなだめるか、ほかの人にはできないことなので
なんとか自分で鎮めるしかない。

さて、お題。
トニー?
トニー賞?トニー谷?
いやいやアントニオ猪木。
先日仕事場の隣室で、猪木氏が茶話会なるものをしていた。
なかなか盛会の様子が聞こえ、最後は「ダーッ!」で締めくくっていた。
この猪木氏、どうも気に食わないことがある。
ガチだ、ヤオだという話はどうでもいい。格闘技は全くわからない。
いつだったかテレビを見ていたら、
「気合を入れてください!」というのをやっていた。
気合一発、猪木氏にビンタを入れてもらって「ありがとうございましたっ!」と言う。
その日は女子が「気合入れてくださいっ!」「バシッ」「ありがとうございましたっ!」
うーーーん、いいんだけど、ホントにいいんだろうか。
頼まれても女子の頬は張らない、それがオトコなんじゃないかと思うのだ。
女性差別とかそういうことではなくて、美学として。
それ以来、なんとなくうさんくさい(もともとうさんくさい??)。
いい人なんだろうけど。

投稿者 りりこ : 2005年06月11日 20:58
コメント

そういえば、アントニオでトニーなのは某芝居で、
アントニオ猪木氏はアントンでしたっけね。

Posted by: りりこ : 2005年06月12日 09:33
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