2005年07月02日

手すりとブザー

今の家に引っ越して驚いたことがある。
それは手すりと呼び出しブザーとコンセントの数。
老人のいる家庭に対応しているのだろう。
トイレの中にまでコンセントがあり、
座った左側にかなりしっかりと手すり。
右側にはタオルのバーがある。
倒れても大丈夫なようにか、低い位置にブザー。

風呂の中にも手すりがあって、
我が家ではシャンプー置き場になっている。
ヌメリを呼ばないのでありがたい。
ブザーは浴槽のそばの低めの位置。
湯わかしユニットにも「呼び出し」ボタンがあるのだが、小さくてわかりにくい。
家中共通のブザーなら、とっさの時に間違えることもないだろう。
各部屋に呼び出しブザーがあるのだが、
洋室はベッドの面くらいの高さ、和室はもっと低い位置にある。
よくできている。
短い廊下には玄関の脇までちょっと腰より低めの位置の巾木があり、
ここも手すりを取り付けることができるようになっているのだろう。
夫婦の寝室に使っている4.5畳ほどの洋室には、
2口のコンセントが3つもついている。
確かに張り巡らせた配線は引っかかりの元だ。
ほかの部屋も同じようにコンセントがたくさんある。
当然、床には段差が全くない。
そして、日常に使用する水栓は、上下レバー式。
ドアも全てレバー式。
手や指は老化によって障害の出やすい場所で、
握ることのできなくなった老人やグーのできない猫に優しい設計。
わたしは、家からバリアフリーというものを教わっている。
掃除をしながら気づくことが多い。
賃貸住宅も悪くない。

投稿者 りりこ : 2005年07月02日 11:43 | トラックバック
コメント

もしかして、
今騒がれている、リフォームだったり?

健康な老人であって、
まわりが本人のペースを無視したり、
過剰な保護におくと、
結局、ボケたり、弱ったりするみたい。

なので、老人になる前から、
バリアフリーな生活するしかないのかも。

Posted by: 野猫 : 2005年07月02日 12:34

ふふ、いい発想だ。
でも、公団なの。都民住宅。
15年前に両親が八ヶ岳に引っ越したとき、
トイレは元気なうちにウォシュレットにしろと言われたの。
ぼーっとなってからだと操作が覚えられないからですって。
障害者で家の見つからない人とかが
優先的に公団にはいれることになっているはず。
だからかもしれないわね。

Posted by: りりこ : 2005年07月02日 12:46

となると、談合か? あはは。

最近は、風呂上りのベビーオイルを全身に塗るのが気持ちがいい。
なぜかは知らないけど、熱帯夜でも涼しい。

あと、ワタシの子供の頃からの喘息体質は、
身体の洗いすぎだったのではと。
ウチが貧乏だったから銭湯に通っていたときは、普通の身体だったような記憶がある。
ところが、引っ越して、内風呂になったのと重なっている。
風呂の入りすぎが原因で。

なので、娘さんが、冬になって、
風呂は、身体はお湯だけで済ますか、
ベビーオイルを塗るのがいいかも。

Posted by: 野猫 : 2005年07月03日 09:41

なんか、肌の乾燥ってよくないのですね。
ムスメには、あまり石けんを使わないように言ってます。
アトピーではないのだけれど、乾燥気味になるみたい。
乾燥してきたら、ベビーオイルを洗面器のお湯に一滴たらしたものを
からだにかけて出てくると違うみたい。

Posted by: りりこ : 2005年07月03日 19:20

おお、なるほど。
毎日のように入るなら、それもいいかも。

あと、手作り系の石鹸は、なんかいいみたい。
自分で作れば安い。たいへんそう。
買うと高いかなぁ。

肌が冷えているところって、
乾燥肌になっていて、
そこから、どんどん水分が蒸発する。
で、気化熱で体温が奪われる。
そうすると、ヒスタミン反応がでて、
血管を細めて、熱が逃げないようにする。

手先や足先が冷たくなっているときは、
オイルをそれぞれ1滴ずつ塗るのもいいね。
特に、寝る前。

あとあと、
りりこさんの、生活文はいいな。
結構、そっち系のコピーなら仕事になるかも。

「ぼくの美しい人だから」の
登場人物がコピライターで、なるほどと思った。
たぶん、著者は、もともとコピーライターだったのかも。
で、パーキンソン病になって勤務できなくなって、
小説を書き出したのかなぁ。
結局、2冊だしただけで、他界してしまったけど。

Posted by: 野猫 : 2005年07月04日 08:51
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