2006年11月05日

伝説のフォークソング時代

わたしは文学少女で、音楽はプログレッシブロックなんていう高校時代を送った。
それでもフォークソングの時代の洗礼はしっかり受けていて、
先日のつま恋コンサートの放送など見ていたら、
ほとんどの歌を歌えることに気づいてびっくりした。
で、図書館から吉田拓郎のベストアルバムなど借りてきて聴いている。

高校生の頃、新宿にあったエレックレコードというレコード会社に
ファンルームなる絨毯じきの部屋があって、そこへ友達と何度も行った。
レコードをかけたりおしゃべりしたり。
つい数年前に、同じ小学校のお母さんと共通の友人の家でしゃべっていたら
彼女が同い年で同時期にファンルームに通っていたことが発覚し
捨ててきた過去を目の前におかれたようにびっくりした。
人はどこでつながっているかわからない。
そういえば、かつてのボーイフレンドのひとりが、
10年を超える長い付き合いを経てきたある日、
えっ僕は東京へ出てきてしばらくエレックでバイトしてたんだよと言った。
あの時もひっくり返ったなぁ。

そのエレックレコードが、復活していることを知った。
拓郎も、泉谷しげるも海援隊(武田鉄矢のバンド)も古井戸も
知っているかどうか知らないけどケメも佐渡山豊も
カメカメ合唱団(ニッポン放送の社長だった亀渕さんがリーダー)も
昔の紙ジャケで復活。
なつかしの野音唄の市もある。
買うかどうかわからないけど、懐かしいことこの上なし。

大好きなRCサクセションは昔はフォークソングだったんだよ、
チャボは昔古井戸っていうフォークデュオで、
キヨシローとは別のバンドだったんだよ、なんて言って
若い子たちにウソーーーッなんて言われている
そんな世代のわたしは、ひそかに心おどらせている。

エレックレコード

投稿者 りりこ : 2006年11月05日 17:18 | トラックバック
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