2006年11月13日
ブログの危険
日記をネット上に書き始めてずいぶんになる。
1996年にはもう書いていた。
普通、日記なんていうものは人様には見せないもので、
ネットの日記なんかどうせ知らない人しか見ないからへっちゃらで
ずいぶんとはけ口にしてきたものだ。
シロウトの日記なんて、読んで面白いものではないからね。
最近、ブログを書いている人が増えたせいで、
いつのまにかリアル知人がわたしのブログも見ていたりする。
見られて困ること、たとえば詳細な個人情報とかプロフィールとか
ズバリの住所とか電話番号とかは書かないようにしてきたつもりだ。
使っている駅や、だいたいの居住地は、長く見ていればわかる人にはわかる。
行動範囲も、書いてあることをつなげていけば大体わかる。
それでも子供の写真をのせたりはしない。
家の中の写真も最小限。
それでも、こんなイヤなことがあったとか、
ああいうことは嫌いだとか、けっこう平気で書いてきている。
浮世の義理で、ココへ行っていることはこの人には伝えないみたいな
ささいな隠し事がそこそこあるのだが、
そういうナマな感情とか隠し事とか、そういうものを書いた過去が
このネット空間に転がっている。
そこをリアル知人がひょいとのぞいたら、大小は別としてトラブルになるじゃないか。
昔はネットを使う人口自体が少なかったから、
そうとうなことをやっても大丈夫だった。
でも、ネットですら「世間様の目が怖い」ようなことになってきた。
自分を偽らず、ストレートに生きている人だけが
このネット社会を飄々と渡れるのかもしれない。
ちょっと怖い時代になってきた。これからもっとなるだろう。
広大に見えたネットの宇宙も、実は網の目が狭くなってきたらしい。
お久しぶりです。
ほんとにネット空間もひしめきあってきましたね。 わたしも今年は色々とあって、ブログを丸ごと引越したりしちゃいました。(^_^;)
りりこさんが前に紹介してくれた「3人ランチ」も入ってみましたけど、関西では、参加できそうなランチがまったくなくて、残念。
パソコン通信のときは、内緒の世界みたいなものだったけど。
見られたくないことは書かなければいいんですけどね、
棚卸ししておかないとぐちゃぐちゃになるし。
3人ランチは、自分が始めるところからやればいいんですよ。
わたしは、自分がやるのしか参加したこと無い。タイミングが合わなくて。
まあ、ポツポツと面白いです。
ただ、ひとり飯が楽しいタイプだから、たまーにという感じです。